TakahisaHarada

ミセス・ダウトのTakahisaHaradaのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.5
ロビン・ウィリアムズ演じる元夫が、特殊メイクでお手伝いのおばあさんに扮して離婚した家族に入り込んでいくコメディ。

別人として家族に入り込んだダニエルが妻や子どもたちの本音を知っていくのが良い。
初めの頃、家事ができないミセス・ダウトファイアのドタバタとか、スチューに敵意丸出しなのとか、冒頭であれだけ拘ってた喫煙に関してレストランであっさり覆すのとか、コテコテのコメディって感じ。
ミセス・ダウトファイアが初めて訪問したときの「防虫スプレーの匂い」「アメフト選手みたい」とか子どもたちの容赦ない言葉に笑った。立ちションからの110番のくだりも面白い。

やり方には色々無理があったけど、最終的には家族皆にとって幸せな形に辿り着けて良かった。ミセス・ダウトファイアがテレビの世界で生き続ける終わり方も良い。