ブタブタ

RIKI-OH/力王のブタブタのレビュー・感想・評価

RIKI-OH/力王(1991年製作の映画)
2.5
陸王でなく力王。
原作はヤングジャンプに連載されていたスーパーバイオレンススプラッターアクション漫画。
刑務所に入れられた主人公がそこを支配する極悪人共を制裁する、それだけ。
特にストーリーは重要ではない。
映画も中身がなく薄っぺらいが、これは原作その物が元からそうなので問題ない。
とにかく見るべきものは人体破壊。
残酷ホラー映画そのもののかそれ以上。
しかも明らかに作り物の人間の首、腕、脚、胴体が次々と肉塊と化していく様を楽しむ映画です。
陸王が「さあここで泣いてください!」
の合図の様に『ジュピター』の
Every day I listen to my heart♪
ひとりじゃ~な~い♪が毎回しつっこく流れまくりますが力王の繰り返し延々と続くスプラッター描写のしつこさとやり過ぎ感もBGMに、Every day I listen to my heart♪
ひとりじゃ~な~い♪を流していいレベルです。
ドラマ部分はAVの安っぽいドラマみたいで全く力は入っておらず兎に角景気よく腕や脚がもげたり腹に穴が空いたり首がスポンスポン飛んだりする合間に芝居がある程度。
かの有名な(?)「人間挽肉」のシーン、中身のない着ぐるみが大量のトマトジュース風呂に浸かってるだけにしか見えずもはやシュルレアリスム芸術の域です。
Every day I listen to my heart♪
ひとりじゃ~な~い♪
ブタブタ

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