キツネが教えてくれたこと。
それはすべての生き物が胸に留めておかなければ大切な秘密であり宝物。
世界中で読まれている名作「星の王子」のミュージカル映画。
ミュージカルだと思わなかったから大人たちが突然歌い出してビックリしたけど、あのパリの恋人や雨に唄えばのスターリン ドーネン監督だったのですね♪
哲学的な台詞はしっかりと会話で見せてシチュエーションや会話を歌にする抑揚によって伝えたい事が全部盛り込まれていてお子さんにもおすすめ。
きつねと僕(サン=テジュク ペリ)かけがえのない時間を過ごしたこの地球は、小さな王子様にとって美しい星になったのだろうか?
ミュージカルなので、静かで行間のある原作とは少しテイストは違うけど、星の王子様役の少年がとてつもなくかわいらしくて、これは映像化されたからこその感動。
私も子供のころから何十回も読み返して、ボロボロになってもまだ手元にある宝物の本だけど、(から)正直そんなには期待してなかった。
でも原作をなぞるだけではなく、しっかり映画として見せていたこちらの作品はまた原作と違った意味でよかったのでこれからも何度と、何度も観ていきたい大好きな作品になりました。