『ワイスピ』に夢中になってたら、録画予約だらけのHDDが容量オーバーで悲鳴をあげていたのでしばらく消化に励みます😂💦
これは、みりお大好きSFパニック🛸💥
しかし一風変わったSFパニックです👍
その理由はともかくリアリティにこだわったところ✨
作品開始と同時に、「正体不明の飛行物体が飛んできてます」というニュース映像が流れ、わけもわからないまま海に着水🌊
かと思ったら突如攻撃の嵐を受け、相手がなんなのか、目的は何かもわからないまま、人々は逃げ惑い、軍隊は出動を強いられます。
エンタメ性としてはそこボカすのどうなの？と思いがちだけど、本当にエイリアンなり他国なりに襲撃されたら、私たちが受ける情報って確かにそれくらいだし、軍隊はあれくらい情報がふわっとしたままとりあえず出動させられるんだろうな〜と考えさせられるんです💦
だから劇中もほぼ平坦。
常にマルティネス少尉率いるチームの目線で物語は進みます。
危険地帯を抜けようと一歩ずつ進み、突如銃撃を受け、倒した相手を見てみると未知の生物💦
こいつらを倒すにはどこを狙えばいいんだ⁉️と大騒ぎ。
そしてとりあえず救いを求めて基地を目指すも、辿り着けばそこも壊滅的なダメージを受けていて…
戦闘の最中に放り込まれて通信手段もロクになければ、確かに渦中の人たちの視野ってこれくらいが限度ですよね😞💦
そんな中とりあえず「生きるために進む」ことを選ぶ彼等の姿が、とてもリアル✨✨
全体的な本作への批評としては、「陳腐な対話とつまらない感傷を平坦な軍人キャラクターに押しつけている」という意見が多いようですが、その平坦さと渦中で気持ちが追いつかないほどに起こるショックの連続、それこそがリアリティだと、みりおは思います✨
だからこそ本作は軍人さんたちをともかくリアルに描くことにこだわっています。
PTSDに苦しむ兵士。
仲間の喪失を嘆く兵士。
戦闘前に認識票を絶対にわかるところへしまい込む兵士。
家族への手紙を書く兵士。
民間人を救うべく立ち向かう兵士。
多分監督は、軍人賛美を描きたかったんだろうなぁと思わせる作りです。
軍人がどれほどの自己犠牲を強いられながら生きているのか…それを描きたくて作ったんでしょうね✨
その目的を描くには、敵役への同情を一切買わないことが重要！ということで、敵がエイリアンになったのだと思います🛸💦
だからエイリアンの出番少なすぎるのも、淡々と物語が進むのも、銃撃戦が多いのも、ただただ、いまも実戦で戦う軍人さんたちをリアリティ豊かに描くためだと思えば納得👍🎉
そう思えば焦点のズレていない、わかりやすい作品でした🌟
【ストーリー】
突如地球に現れた飛行物体が相次いで海に落下。
中から現れた侵略者たちは世界中の都市に一斉攻撃を開始した。
各主要都市が次々と壊滅状態に追いやられる中ロサンゼルスにもその魔の手が伸び、アメリカ海兵隊基地所属のナンツ二等軍曹（アーロン・エッカート）の小隊もロサンゼルスの防衛に投入されることとなる。
侵略者の急襲で圧倒的に不利な戦況の中、市街地への空爆が決定され、ナンツ二等軍曹の所属する小隊は、激戦区サンタモニカに残っている民間人の捜索・救出に向かうよう指示される。
【キャスト・スタッフ】
＊監督：ジョナサン・リーベスマン
南アフリカ共和国出身🇿🇦
2000年に短編映画が様々な映画祭で受賞✨
その後26歳の時に『黒の怨』で長編デビューし、これが北米週末興行収入で一位となり、それをきっかけに『悪魔のいけにえ』のリメイク版となる『テキサス・チェーンソー ビギニング』の監督を務めたことで注目を浴びたそうです🌟
その他の作品は『タイタンの逆襲』『ミュータント・タートルズ』など。
＊ナンツ二等軍曹：アーロン・エッカート
米・カリフォルニア州出身🇺🇸
大学から演劇を学び、かつ在学中に映画監督のニール・ラビュートと出会い、1997年の彼の監督デビュー作で、アーロンも同じく映画デビューを果たしました♫
その後もニール作品の常連として有名だとのこと🌟
その作品で新人賞をいくつか受賞したことで出演依頼が増え、2000年の『エリン・ブロコビッチ』でジュリア・ロバーツの恋人役を演じて注目を集めたそうです✨
その他の出演作は『ザ・コア』『ペイチェック 消された記憶』『サンキュー・スモーキング』『ダークナイト』シリーズ、『ハドソン川の奇跡』など。
＊グレイストン伍長：ルーカス・ティル
だいぶ序盤で怪我を負い、ヘリで離脱しようとして死んじゃいましたが、実は『X-MEN』シリーズのハヴォックでした😍💓
やはりイケメンだった💓
ルーカスは米・テキサス州出身🇺🇸
2003年に映画デビューし、しばらくは下積み時代が続いたようですが、『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』でブレイク🌟
その後も1年に3.4本の作品にコンスタントに出演しています♫
その他の出演作は、ジャッキー・チェン主演の『ダブル・ゲーム』、リアム・ヘムズワース主演の『パワー・ゲーム』など。
＊サントス軍曹：ミシェル・ロドリゲス
ついこの間『ワイルド・スピード』でみりぺでぃあ記載済なので省略👍
本作も気の強い軍人役が似合ってました🙈笑
＊リンコン：マイケル・ペーニャ
本作ではナンツ達に助けられる民間人の父親役を演じてましたが、泣かせてくれました😭💦
迫り来る武装したエイリアンに立ち向かって銃を拾ったとこは名演でした😂💓
彼は米・イリノイ州出身🇺🇸
両親がメキシコからの移民で、1996年から多くのインディペンデント作品に出演するも、注目されたのは2004年の『クラッシュ』と『ミリオンダラー・ベイビー』くらいからだそうです✨
どこかで見た顔だなぁと思ってたら、『アントマン』でスコットのお調子者の親友役やってた人だ😆👍
その他の出演作は『ワールド・トレード・センター』『大いなる陰謀』『オデッセイ』『運び屋』など。
