たかちゃん

森繁よ何処へ行くのたかちゃんのレビュー・感想・評価

森繁よ何処へ行く(1956年製作の映画)
2.8
酒乱で破滅型の男に、よくぞ杉葉子を世話したものだ、と思う。どうやら結婚後、酒は断ったらしい。しかし妻は亡くなり、男手で娘を育てる。
話が、杉、淡路、宝田、岡田と、団子になっているが、それほど気にならない。
面白いのは、本作の後に作られる作品の予兆が表れていること。トンネル技師は『海峡』、ステッキを手に、砂浜を歩くシーンは『小説吉田学校』。どちらも森谷司郎だ。
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