森繁よ何処へ行くの作品情報・感想・評価

森繁よ何処へ行く1956年製作の映画)

製作国:

3.8

『森繁よ何処へ行く』に投稿された感想・評価

以前持っていた森繁久彌のCDに「月の砂漠」が
入っていたが、この映画のものだったのかな。
もう失われてしまった昭和の家庭風景。
それにしても、このフィルムを上映出来るのは今回が最後だらう。
IMAO

IMAOの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すごくベタな話だし、演出的には突出したモノはないと思うけど、ちょっと泣きそうになった。

トンネルを専門とする土木工事建築家の森繁久彌。彼は酒癖が悪くやたらと喧嘩ばかりしていたが、知り合いの医者から…

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酒乱で破滅型の男に、よくぞ杉葉子を世話したものだ、と思う。どうやら結婚後、酒は断ったらしい。しかし妻は亡くなり、男手で娘を育てる。
話が、杉、淡路、宝田、岡田と、団子になっているが、それほど気になら…

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実名をタイトルに盛り込むのはよくあれど、こういうニュアンスは珍しい

屋台にて、現在にも伝わる"ブドウ割り"が、やはり慣れない人には吹き出してしまうようなアイテムとして登場していたが、ウメ割やブドウ…

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一

一の感想・評価

-

酒飲んで暴れる森繁に「素敵だったわ」と急にウットリな杉葉子に驚く間もなく、次のシーンではもう二人が結婚していて8歳の娘が。一人で懸賞の団体旅行に参加するどう見てもワケありな淡路恵子との薄い男やもめラ…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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トンネル技術者の男が、女医と結婚、生まれた娘を嫁がせるまでの姿を描く作品。父親の孤独感がとてもよく出ていて良かった。
失われたものを補完する、そういう代替の行為を繰り返し続ける。縁側が直で砂漠に繋がってる晩年の森繁邸のロケ地は江ノ島らしい。にしてもモニュメント・バレーっぽすぎて『捜索者』か何かかと。
out1

out1の感想・評価

3.5

森繁がまず、勝気な女医の杉葉子と結婚し、
死別した後、幼い一人娘との旅行先で、娘がなついた淡路恵子とその旅行中だけのプラトニックな夫婦関係になり、
その後、成長した娘が香川京子で、
香川京子が宝田明…

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こ

この感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの人生をじっくり追う間もないままあれよあれよと月日が経ち、父から娘への鼻ツンツンの癖は変わらず
いつの間に立派に育った娘、が突如パパの幸せを願い出して涙出るかとおもった、
人生で大切なことっ…

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csm

csmの感想・評価

5.0

カーテンみたいなノイズも効果的でド傑作でした素晴らし。喧嘩して頭に包帯巻かれながら「あるいはそうかもしれない」って森繁も言ってました。冷めたおウナの行方気になりながら反物見立てて回転木馬の女たち美し…

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