あちゃみ

今日も僕は殺されるのあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

今日も僕は殺される(2007年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

邦題ダサいな〜
序盤の不気味な影とか、訳もわからず殺されて違う日常をループする設定は面白いんだけど最後まで見ても良くわかんない、、
ありがとう僕を人間にしてくれてのセリフはよかったな。あとジェニー可愛い。

あらすじ
舞台は現代アメリカ。大学生のイアンはアイスホッケーのスター選手として試合に出ていたが最後の最後、得点を入れたのに時計が止まり審判の判断でチームは敗北。苛立つイアンを慰めるのは恋人のジェニー。気を取り直して車でジェニーを自宅まで送ったイアンは、帰る途中で線路に倒れている<何か>を見つける。それは人間の形だが真っ黒な影が集まっているかのように不気味で一度は車を降りて駆け寄ったものの、その異様な雰囲気にすぐに引き返したイアン。ところがその影のような生物はイアンに襲いかかり、彼を線路まで引きずり押さえ込む。イアンは抵抗虚しく、やって来た電車に轢かれて死亡。
はっと目を覚ますと、イアンは会社員としてオフィスに居た。上手く頭が働かないイアンのデスクに、仕事仲間のジェニーがやってくる。雑談を終え書類に取り掛かり、数時間後に退社。その際、何かに怯えている男性とエレベーターで一緒になる。1階に着いてすぐ走り去った彼は、会社近くの路上で倒れていた。取り囲む人々の内、1人の男性が何かを吸い取るような動きを見せその様子をきみ悪がって帰宅したイアンは妻メディアにこの出来事を話す。そして奇妙な動きをした男性について、「僕に意地悪をしたアイスホッケーの審判にそっくりだった」と。しかしイアンはアイスホッケーの選手ではなくアルバムを見てもホッケー部に自分はいない。何故自分の中に選手時代の記憶があるのか悩む。翌日、通勤のためバスに乗り腕時計が止まっていることに気付く。アイスホッケークラブのジャンパーを着た男性に中指を立てられ、バスを降りて追いかけると今度は見知らぬ老人に話しかけられる。老人の名はグレイ。何故かイアンのことを知っている彼は、焦った様子で「時計が止まると連中が現れる」と言う。グレイが言うには、イアンは影のような姿の集団<ハーヴェスター>から狙われているとのこと。異次元の生物であるハーヴェスターはイアンの記憶を恐れ、それを消そうと躍起になっているとのこと。この世界はハーヴェスターが作り出した幻の日常。殺される度にイアンは新たな日常の中で目を覚まし、前の日常の記憶が蘇ると殺されまた別の日常が始まる。はじめは全く信じないイアンだがグレイが突如ハーヴェスターに連れ去られるのを目の当たりにして慌てて逃げ出す。何とか家に逃げ帰るが実はハーヴェスターの1人だったメディアに殺害される。
次に目を覚ますと、イアンはタクシードライバーとして働いていた。後部座席には客であるジェニーがおり、彼女の実家に到着したイアンは前の記憶を蘇らせてしまい、時計が止まる。慌てて逃げ出したイアンは、再会したグレイから何が何でもジェニーを守り通せと警告された。またもハーヴェスターの襲撃を受け死亡したイアンは、職業安定所で目を覚ます。イアンの担当はジェニーでどの日常にも必ず存在するジェニーこそがキーパーソンだと確信するイアン。すると時計が止まり、必死に逃げるもハーヴェスターによって理不尽に殺されてしまうのだった。
今度は薬物中毒者の日常が始まったイアン。ジェニーは同じアパートの住人で彼女の部屋に押しかけたイアンは、2人の思い出を語って聞かせ彼女の記憶を蘇らせる。そこへハーヴェスターの襲撃を受け2人は地下鉄に逃げる。そこに現れたグレイは、思わぬ真実を口にする。実はグレイ自身も、そしてイアンもハーヴェスターだったのだ。ハーヴェスターは人間の恐怖を糧に生きる不死の存在だがいつの頃からか人間の苦痛をも糧とするようになり残虐な死を前に見せる人間の恐怖と苦痛は、ハーヴェスターに麻薬のような快楽をもたらすとのこと。堕落したハーヴェスターは人間を殺害して糧を得るようになった。それに反目し、戦うようになったのがイアンとグレイ。イアンはかつて最強と言われたハーヴェスターでメディア達はイアンを再び仲間として取り込むか、記憶を消そうと画策している。幻の日常から脱出するためには、絶対にジェニーを守り抜かなければならないと念を押して、グレイは姿を消す。その後メディアに襲われたイアンは、ジェニーを守るため自ら電車の前に飛び出し死亡。
次の日常では、イアンは病院のベッドの上で、拷問用の拘束具に囚われていた。時計は既に止まっておりそこに現れたメディアは、かつてイアンが仲間のハーヴェスターを殺したことを明らかにする。何故不死の存在であるはずのハーヴェスターを殺害することが出来たのか、メディア達はそれを解明したいのだ。メディアの凄惨な拷問を受けながらも、イアンは口を割らない。しかし今回も看護師としてイアンの近くに存在するジェニーが原因だと気付く。1人になったイアンのそばに、グレイがボロボロの体で現れジェニーから与えられる愛の力は恐怖から得られる力より強大で、ハーヴェスターを倒すことが出来ると話す。その上命を与えることまで可能だとのこと。グレイもかつて人間の女性を愛したが彼女はハーヴェスターによって殺されたとのこと。グレイは自分の最後の力をイアンに注ぎ込んで消滅する。覚醒したイアンはジェニーを狙うハーヴェスターを次々倒し、最後にメディアとの一騎打ちに。ジェニーが人質に取られていたため、イアンは腕を刃のように変形させて、彼女ごとメディアを刺し貫く。メディアは消滅したがジェニーはイアンによって命を与えられ、ループする恐怖の記憶も薄れていく。気が付くと、イアンはアイスホッケーの試合に出場し、今回は時計が止まらなかったら為試合に勝利したイアンは、祝福に現れたジェニーに「ありがとう」「僕を人間にしてくれて」と伝える。ハーヴェスターの生き残りを見つけたイアンが刃を振るい、エンド。
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