あちゃみ

マリグナント 狂暴な悪夢のあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃおもしろかった。
グロホラーかと思いきや、、
流産してたのとか頭の出血が止まらなかったのも母親が監禁されてたのが家だったこともそういうこと!?とびっくり。
こういう系は空想か現実か悩ませるけど、ちゃんと辻褄も合っててよかった。
関節外して戦うとこかっこよかった〜!
ガブリエルがなんであんなに化け物じみた身体能力をもってるかは謎だけどマディソンの彼にできるなら私にもできるっていうのがしっくり。
姉妹愛に感動。



あらすじ
1993年、シミオン病院研究所。
ここで、ガブリエルと名付けられた、正体不明の生物が次々に人を襲う事件が発生。医師のフローレンスは、ガブリエルの研究を進めていたが凶暴化するガブリエルを見かねて排除を決断。ガブリエルは、電波を操る力を持っており、ラジオのスピーカーを通して「お前らを、皆殺しにする」と伝えてくる。フローレンスは、ガブリエルに対抗するように「悪性腫瘍を切除する」と宣言。

時間は経過し現代。
妊婦のマディソンは、夫のデレクから家庭内暴力を受けていた。これまで、2度流産を経験していたため精神的な不安からデレクに反抗、だが怒ったデレクに、マディソンは壁に頭を強く叩きつけられ、後頭部から出血。その夜、1階の寝室で眠っていたデレクは、何者かの気配を感じ、部屋の中を探索。すると、謎の人物に襲われる。
2階の寝室で眠っていたマディソンも、異変に気付き1階に降りると、そこには変わり果てたデレクの死体があった。部屋の中に隠れていた人影に襲われ、マディソンは意識を失う。近隣の住民から通報を受けて、刑事のケコアとレジーナが現場に駆け付ける。外から侵入された形跡などが無いことから、2人は「顔見知りの犯行」と考える。謎の影に襲われたマディソンは入院しており、妹のシドニーが付き添っていた。2日間、意識が無かったマディソンだが、目覚めると、襲われた衝撃でお腹の子供を流産していたことが分かり、ショックを受ける。
そこに、ケコアが聞き込みに来るも、精神的なショックを受けているマディソンの代わりに、シドニーがケコアの名刺を受け取る。

地下ツアーの人気ガイド、セレナ。仕事を終えたセレナが、帰り支度をしていると、不気味な物音が聞こえる。セレナが物音に反応し、施設内の電気を点けると、そこには長髪で黒いロングコートを身にまとった、不気味な容姿の男、ガブリエルがいた。
意識を失ったセレナが再び目覚めると、どこかの屋敷の屋根裏で縛られていた。
ガブリエルは、屋根裏からフローレンスに電話をかけ「悪性腫瘍がどうなったか教えてやる」と伝える。

フローレンスは、書斎にある患者の記録を取り出す。そこには、エミリー・メイという、10代の少女の写真があった。

退院し、自宅で眠っていたマディソンは悪夢を見る。それは、フローレンスの自宅に現れた不気味な男が、彼女を殺害する夢だった。
次の日、マディソンが見た悪夢の通り、フローレンスは死体で発見される。
捜査をしていたケコアは、エミリー・メイの写真を警察署に持ち帰り「数十年後の姿」を、モンタージュで作成するように依頼。

一方、悪夢の通りにフローレンスの殺人事件が発生したことで、マディソンは気分が悪くなる。
マディソンに付き添い、看病するシドニーに、マディソンは「実は自分は養女で、あなたとは血の繋がりが無い」と、自身の秘密を伝える。
フローレンスの殺人事件が発生した直後、また病院の医師だった男性が殺害される。

その殺害現場を再び悪夢で見てしまったマディソンは、シドニーと共に警察署を訪れる。

病院の医師だった男性の殺人は、まだ警察も通報を受けておらず、事件になっていなかった。

だがケコアとレジーナが、マディソンが「夢で見た」と言う場所へ行くと、そこには男性の死体があった。
マディソンは夢の中に出て来た、不気味な姿の男の特徴を伝えるもレジーナは信用しない。

警察署から出たマディソンとシドニーは、2人の母親が住む家を訪ねる。
そこで、マディソンの幼い頃を撮影したビデオを見ると、マディソンは誰にも見えない存在である、ガブリエルと何度か話をしていた。
幼い頃に友人がいなかったマディソンは、架空の友人を作り寂しさを紛らわせていたと思われるが何故、ガブリエルが夢に現れるようになったかがわからない。

ケコアは、エミリーの数十年後の姿を再現した写真を受け取った。そこに写っていたのは、マディソンにそっくりな女性。

ケコアは独自の捜査から、マディソンは養女に出されるまでは、エミリー・メイという名前であったことと、シミオン病院研究所で何らかの治療をうけた過去があり、その治療に携わった3人の医師のうち、2人がガブリエルに殺されていることを突き止める。

ケコアは、3人目の医師の自宅を訪ねるが、既に殺された後だった。
そこへガブリエルが現れた為、ケコアは追いかけるも人間離れした身体能力を持つガブリエルに追いつけず、逃がしてしまう。

次の日、ケコアとレジーナはマディソンの自宅を訪ね、催眠療法により、マディソンの記憶を呼び覚まそうとする。

幼い頃のマディソンは「シドニーが生まれると、自分の居場所が無くなる」と考え、不安に感じていた。

そこへ、ガブリエルの声がして、気が付けば包丁を持って、両親の寝室に立っていたこともあった。自分の過去に向き合い、マディソンは苦しむ。

その頃、ガブリエルに捕まっていたセレナは、自力で脱出するも天井裏の床が抜けて落下。
セレナが落下した場所は、マディソンの自宅のリビングで、現場を目の当たりにしたケコアとレジーナは、マディソンを誘拐犯として逮捕。
セレナは病院に入院し、マディソンは取り調べを受ける。
レジーナが、厳しくマディソンを追求すると、パニックになったマディソンは、不思議な力で取調室の蛍光灯を次々に破壊。
マディソンは留置所に入れられるもそこで待っていたのは、タチの悪い女性囚人達だった。
一方、シドニーはマディソンの過去を調べる為に、単身シミオン病院研究所へ行き、マディソンの記録が残されたビデオを持ち帰る。
母親と一緒にビデオを見たシドニーは、マディソンはセレナが15歳の時に出産した子供であることを知る。
さらに、ビデオにはガブリエルに関する、衝撃的な事実が記録されていた。
ガブリエルは、マディソンと共に生まれた「寄生性双生児」で、少女の頃のマディソンの背中に、ガブリエルの頭と手がある状態となっていた。
ガブリエルは生まれながらに凶悪な存在で、マディソンの脳を共有し、マディソンの体を奪おうとしていたのだ。

フローレンスをはじめとする医師団は、ガブリエルを排除する為の手術をするも完全に切り離すことが出来ず、ガブリエルの残った部分は、マディソンの脳に押し込んだ。

ガブリエルは長く眠っていましたが、妊娠したマディソンの子供の栄養を奪いながら成長し、デレクがマディソンに暴力を加えたことがキッカケで目覚めた。

マディソンは、留置所で女性囚人から暴行を受けていたが頭を強く打った衝撃でガブリエルが目覚める。
目覚めたガブリエルは、女性囚人の命を次々に奪い留置所を脱出。異変に気付いたケコアが応戦するも素早い動きと怪力のガブリエルを止めることが出来ない。

ガブリエルは、多くの警官を襲った後に外へ逃げ出した。ガブリエルが向かったのは、セレナが入院している病院。
セレナの病室に現れたガブリエルは、過去に自分を殺そうとしたセレナに復讐しようとする。

そこへ、シドニーが現れ、ガブリエルを止めようとしますが歯が立たない。
シドニーは「マディソン、助けて!」と叫ぶとそれまでガブリエルに乗っ取られていたマディソンの意識が目覚め、ガブリエルの意識を封じ込めた。

体が元に戻ったマディソンは、シドニーと抱き合い「大切な家族だ」と絆を確かめ合います。
あちゃみ

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