あちゃみ

エリジウムのあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

エリジウム(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

アクションはハラハラで良かったけど、近未来感が医療カプセルくらいしか感じられなかったな〜もうちょっと未来の感じ欲しかった。
最初スキン三つ編みロングかと思ったらアナログスーツだった笑
放射能のシーンは怖かった、、まぁエリジウムにいくべき理由はばっちり。最後に自分じゃなくて幼馴染の娘を優先したのが悲しいけどいい。

あらすじ
科学の力で裕福な生活を送っていた人間だが、環境汚染により病気が蔓延。
一部の富裕層は貧民を見限り、自分たちだけの宇宙コロニーを地球の軌道上に作った。エリジウムと呼ばれるその場所は、あらゆる設備が整っており現在地球を震撼させているどんな病気をも治す医療設備があった。しかし、エリジウムの住人達はその技術を独占し、貧民層には決して分け与えようとはしない。
そして、荒れ果てた地球に、マックスという少年が暮らしていた。彼は、幼馴染のフレイをいつか必ずエリジウムに連れて行くと約束するのだった。それから数年が経ち、マックスは大人になっていた。マックスは今でもエリジウムに行くことは叶わず、地球の工場で勤務している
大人になったマックスは、久々にフレイと再会を果たす。フレイは可愛らしい女の子を授かっていたが、なんと娘は白血病にかかっているという。エリジウムであれば簡単に治るその病気も、地球上では死を待つ他ないのだった。
そんな頃、マックスは仕事中に致死量の放射能を浴びてしまう。そして、なんと余命5日という残酷な余命宣言を受けてしまうのだった。勿論、このままではマックスは助かる見込みはない。そこで、マックスは自分が生き残るために、エリジウムに行く計画を立てるのだった。マックスは、エリジウムに行くために闇業者と関わるようになる。
一方、全てが完璧に思えるエリジウムでも、水面下で事件が起きていた。エリジウムには、防衛長官の任に就くデラコートという人物がいた。デラコートは現在の自分の地位に満足しておらず、自らがエリジウムの総裁になろうと暗躍し始めたのだ。そして、現在地球にいるジョン・カーライルという人物の頭に、そのために必要なパスワードを託した。
そして、ジョン・カーライルは頭にあるデータを使いエリジウムを征服するため地球を飛び立とうとする。しかし、そんなカーライルを狙うマックス。エリジウム行きのパスワードを手に入れるため、要人を襲う必要があり、マックスは自分が事故にあった際、まるで汚いものを見るかのような目つきをした工場所有者のカーライルを標的にしたのだった。彼の頭の中にあるそのデータを、自分の中にダウンロードした。
しかし、これはデラコートにとっては不測の事態。マックスがデータを持ってしまったことで、自らのクーデター計画は水泡に帰すうえ、マックスがエリジウムまで辿り着けば、彼がエリジウムを掌握できてしまうのである。地球人がエリジウムを掌握する、それは考え得る最悪のシナリオだ。
マックスをエリジウムに入れないため、デラコートは一人の男にマックスの殺害を依頼する。その男は、クルーガーという傭兵だった。
執拗な攻撃を受け、親友も殺されてしまうがなんとか敵の目を掻い潜り、フレイに助けを求める。看護師のフレイは戸惑いながらもマックスを手当する。目覚めたマックスはこれ以上母娘を巻き込まないようフレイの家を後にするがクルーガー達に見つかってしまう。
フレイの家に侵入したクルーガーは母娘を拉致。一方マックスは、自分の頭の中のデータの価値を理解し、データを渡す代わりに、フレイ達を含め、自分達をエリジウムへ連れて行くように交渉。そして、エリジウムに到着したマックスはデラコートに捕まってしまう。データを抜かれれば、マックスの命も失われてしまう。
その頃、デラコートと口論になったクルーガーが、デラコートを殺害。一方、マックスも敵の隙を見て逃げ出していた。そして、フレイ達を連れエリジウムの医療施設へと向かうのだった。しかしエリジウムにある医療施設は、エリジウムの住民しか利用できないのである。
そこで、マックスは襲ってくるクルーガーと対峙し、彼を退けると、制御室へと急いだ。そして、自らの命が失われることを承知の上で、エリジウム内のデータを書き換えた。マックスの行動により、地球人の誰もがエリジウムに侵入できるようになる。勿論、その医療サービスも利用できる。こうして、フレイの娘の命は助かった。そして、マックスは満足げにこの世を去るのだった。
あちゃみ

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