このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦のフランスで空爆で両親を亡くした死んだ愛犬を抱きながら彷徨うポーレットを農家の少年ミシェルが連れ帰り、ある遊びを分かち合う物語。
今日の今日までギターの曲名が「禁じられた遊び」だと思っていたのですが、あの曲は本作のテーマ曲「愛のロマンス」だったのですね(白目)
ポーレットとミシェルはまだ恋するような年齢でもないのに、周囲の大人たちがポーレットを「ミシェルの恋人」と表現するのにずっと違和感を感じながら観ていました。最後にポーレットは孤児院に引き取られますが、大人の意思決定により子供の立場や関係に名前がつけられることの表現なのでしょうか?
戦争がなければ2人が十字架集めの遊びに興じることもなく、別の形で出会えたのかもしれないと思うとうら寂しい。でもポーレットは良いところのお嬢さんっぽかったので、そんな出会いは無かったのだろうなぁ。