OASIS

デリカテッセンのOASISのレビュー・感想・評価

デリカテッセン(1991年製作の映画)
2.6
ジャン=ピエール・ジュネの長編初監督の作品。
まず思ったのは、核戦争終結から15年後という設定のはずが、それが全く活かされていないじゃないかという事。
郊外にある、寂れているけども人気の店という設定でも全く問題ないくらい。

気がつけばドタバタして終わっていて、ストーリー的にも何にも魅力を感じなかった。
登場人物が一癖あって、いつの間にか身の回りのもので音楽が奏でられているというような世界観がブラックでシャレオツなのだろうか。
1時間半程しかないにも関わらず、あの間延び感はハマれない人には退屈に感じてしまうだろう。
「ミックマック」といい、「アメリ」といい、仏映画というかジュネ作品がそもそも合わないのかもしれない。
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