SEOBOK／ソボクのＯASISのネタバレレビュー・内容・結末

アキラみたいな超能力を使う世界初の人工クローンを護衛するコン・ユさん。
クローンに感情が芽生えて主人公を兄さんと慕ってくる疑似家族モノとして響く所もあったし、ソボクの超能力描写も時に容赦がなくてスカッとするしで光る所はあった。

ただ、主人公のバックグラウンドがボヤッとしてて劇中で語られること以外を想像に任せたとしてもそれでもまだ説明不足は否めない。
過去で殺された女性との関係は？そもそも主人公が昔してた仕事とは？とか彼を形作ってたモノが全然見えてこないので余命僅かで頑張ってても彼に対する感情は動かされず。
反対にソボクについてはどんどんキャラクターに愛着が湧いてきたので、ソボク役のパク・ボゴムの演技が素晴らしいことが救いであった。