このレビューはネタバレを含みます
イーライ・ロスのホラーというものに期待するものが十分にあって、テンションの高さも笑える部分も終わってみたら紛うことなき彼の作品だった。
ブラックフライデーセールに押し寄せる住人がスーパーマーケットでわちゃわちゃになる、というオープニングは開始早々にテンションが高くて、まぁ腕は折れるし人は死ぬしでもうこれだけでも元を取ったくらいのお得感だった。
それ以降は若干の落ち着きを取り戻すが、これまたテンポ良く人が死んでいき犯人の復讐が完了して行くし殺害方法もバリエーションがあって良かった。
今回はやたらに指がスパスパ飛んだり腸がズルズル出たりしていたが、全部ソーセージっぽくて笑ってしまった。
犯人が誰なんだというミステリー要素もあったが、あからさまに怪しいボビーはなしとして話を進めるともう一人くらいしか残ってないじゃん、と思ってるとほらやっぱりー!とはなった。
Filmarksでは一番目にキャストの名前が載ってるのでそれは結構なネタバレなのではないかと。
犯人がわかってからのラストへの畳み掛けるような爆速のテンポは気持ちいいくらいの疾走感だった。