ぺこらった

四月怪談のぺこらったのレビュー・感想・評価

四月怪談(1988年製作の映画)
4.0
相米監督の東京上空いらっしゃいませに雰囲気が似てる。
(四月怪談の方が先だけど)

原作の短編漫画を無理くり
100分の映画サイズに引き延ばしてる感がアリアリで、
最初の10分とか本当に意味がないくらい薄い。
でも見てられるのは
主演の中嶋朋子さんのコロコロ変わる表情の演技が
とてつもなく良いから。
惹きこまれ続けたまま終わった。

劇伴の打ち込みサウンドも雰囲気にピッタリ。
EDでも流れるインスト曲は
90年代後半の泣きギャルゲーで
よく聴いたようなせつない系の良曲。
大好きな平成初期のレトロ雰囲気と相まって
超自分好みの映画だった。

ギバちゃんはこの頃から既にギバちゃんだった。
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