相米監督の東京上空いらっしゃいませに雰囲気が似てる。
(四月怪談の方が先だけど)
原作の短編漫画を無理くり
100分の映画サイズに引き延ばしてる感がアリアリで、
最初の10分とか本当に意味がないくらい薄い。
でも見てられるのは
主演の中嶋朋子さんのコロコロ変わる表情の演技が
とてつもなく良いから。
惹きこまれ続けたまま終わった。
劇伴の打ち込みサウンドも雰囲気にピッタリ。
EDでも流れるインスト曲は
90年代後半の泣きギャルゲーで
よく聴いたようなせつない系の良曲。
大好きな平成初期のレトロ雰囲気と相まって
超自分好みの映画だった。
ギバちゃんはこの頃から既にギバちゃんだった。