ぺこらった

劇場版 黒子のバスケ LAST GAMEのぺこらったのレビュー・感想・評価

3.8
わりと「ザ少年漫画なバスケ」してて好きだったジャンプ作品。
その本編を最後まで見た人へのボーナストラック的な位置づけである映画。
もう今だとバスケアニメはスラダン映画が取り沙汰されがちではあるけれど、このアニメの本編が放送されてた時も相当アツかった(個人的に)

とりわけキャラクター立てが上手な漫画で、
各選手のとんでも能力もターゲット層である少年少女が読めば
めちゃくちゃ頑張れば再現できんじゃね?って思えるくらい、
夢を見れるくらいギリギリ人外(なんじゃそれ)の
範疇に収まっており、作者の力量とセンスがいい塩梅で光ってる。
(某テニスに比べればの話ではあるけども)

そんな個性的なキャラクターたちは本編では全員敵同士だったのだが、
今作では全員が集結して同じチームで戦う、高ぶらないわけない展開。
敵役もわかりやすーく序盤にヘイトを集めまくり、シンプルな悪役像を形成。
シナリオの妨げになるような複雑な設定は持ち合わせておらず一気にスッキリ見れる。

漫画読んでた人、アニメ見てた人には間違いなくオススメできる映画。
わたしは断然赤司推しです。
ぺこらった

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