ぺこらった

侍のぺこらったのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
3.8
小説「侍ニッポン」五度目の映像化。
と言ってもこれしか知らないけども。
殺陣もカメラワークも平凡に見えたが、
キャスト陣が強すぎた。
中でも初代水戸黄門こと東野英治郎さんの
軽妙で流麗な語り口。
よっ!名調子!
と心地よい落語を聞いている気分。

タイトルに反してちゃんとした侍が出てこない
無常観溢れるストーリーは好きだが、
最後の桜田門外の描写はもうちょっと何とかならなかったか。

井伊役の松本幸四郎さんは松本幸四郎さんにそっくりですねぇ(混乱)
ぺこらった

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