きゅーり

2001年宇宙の旅のきゅーりのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
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元旦に年越しっぽいような、おめでたい気持ちなるような映画が見たくなりこの作品を見ました。

キューブリックの監督作品の中でも一、二を争う好きな作品でもあります。


やはり何度見ても面白いですね。
いつ見てもセットやミニチュアモデルなどの精度が高く、1960年代に作られたのが信じられないです。


宇宙の説明をあえて省き、神秘的に見せることによって、無限の広がりを感じ、別世界へと誘われるような感覚に陥るのがとても素晴らしいです。
未だに未解明な部分の多い宇宙だからこそ余計にそう感じさせてくれる気がします。

そして説明が省かれて不明瞭な分、想像する余地が多く、見るたびに違う発見や感じ方ができて飽きづらいのも魅力の一つで、この要素があるからこそ何度も見たくなるのかなとそんな風に思いました。