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2001年宇宙の旅のtottsunのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
3.9
今回改めてIMAXでの上映が行われるということで観てきました!
家の小さなテレビ画面では感じられなかった小さな描写を今回は自分がその世界に入り込んだかのように体験できました。
音楽も呼吸の音も自分が包み込まれているようで重低音はドンドン自分の心臓に響くしなんとも言えない感覚になりました!
やっぱ映画館で観るって最高だな!
前回受けた印象を軽々と超えてきました。
私的には☆☆☆.9かな。
2018.10.22
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「2001年宇宙の旅」
あまりにも有名なこの曲。それがこの映画に使われてると知り、借りてみました。
人類の夜明けから月面そして木星への旅を通し、謎の黒石板“モノリス”と知的生命体の接触を、クラシックをBGMに色褪せることのない壮観かつ哲学的な映像で魅せる。
以上。この一言にただ尽きます。
元々アーサー・C・クラークの原作があってそれをS・キューブリックが映像化したそうです。
最近SF映画を割と見てますが、金字塔と呼ばれる逸品だそうな…
正直「インターステラー」のような難しさがあるわけではないのですが独特な世界観の描き方に何度睡魔に襲われかけたことか…
最後までとりあえず見たいがために粘ったものの、凡人の私の脳みそでは処理しきれずGoogle先生にお世話になることに…(といっても全ての解決には至りませんでしたが。)
何から説明すれば良いのか正直自分でも分かりません。笑
曲に関しては、もう素晴らしいの一言です。
あの有名な(いや、有名すぎる)曲は荘厳な雰囲気ですし、なんだかテンションが無駄に上がりました!
映像に関しては、なんだかスタイリッシュだしCGのない時代によくこんな映像撮れたもんだと、ただただ感心します。
そもそも登場人物は少なく、セリフも極端に少ないです。
でもその映像が意図するものを求めて見ていても、私には捉えられず私の手の中をサラッとすり抜けていくような難しさがあります。見ていたはずなのに見えていないような…
宇宙服のデザインもオシャレだし、船内の映像も凝っていて、こだわりだけは感じられます。
ダリが描くような抽象画を見てひたすら何を言いたいのか考える139分間でした。
あと思ったのはやはり金字塔の作品というだけあって色んなSF映画はこの作品をオマージュしているんだというのはよく分かりました。
宇宙空間を宇宙船が飛んで行く様はまさに「スターウォーズ」で、他にもそう感じるシーンがいくつかありました。
ただ、最後に言えることは…
この作品が本当に素晴らしいのは、人類がまだ月にすら行ったことない時代に作られたということです。
そう考えるとこの映像の見方がまた変わると思います。
余談ですが…最初の数分間、DVDプレイヤー壊れたと思いました。笑
理由はぜひ見てみれば分かります。
私的に☆☆☆.5かな。
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