そう、これ去年秋に観たのでした。これこそ確かにIMAXで観るべきよね。初見だったのだけど、本当に観ることができて良かったです。
あの美しい映像が、何十年も前に作られたものだったんだ、っていうのがすごい。古びてない、なんてものじゃなく、なんなら今作られている大抵の映画より新しい感覚の美しさな気がする。そして、いろんな映画のお手本になったのは、もう納得っていうか必然でしょ、っていうか。
どちらかというと、映画を観終わった満足感というよりは、美術館を観終わった満足感に近い感じでした。せっかくとっても傑出した美しいものを観てんだから、隅々まで見落としなく観て感じておきたいし、それやり終わった、みたいな。美しく青きドナウの音が終わるまで、席を立てませんでした。
