おじぇに

東京の瞳のおじぇにのレビュー・感想・評価

東京の瞳(1958年製作の映画)
3.6
室内だと、ちょっと画面が暗め。

山本富士子は仕事で描いたポスターが若尾父の経営する
ホンダモータースの輸出車用キャンペーンのコンテストで入賞、
かつ社長に見初められ宣伝タレントとしてTVに出演。
キラキラする恋人の活躍が面白くない船越だった。

「自分をダメにしていってプライドが無いのか!」

ヤキモチ丸出しでお富士を罵るそのセリフ、完全にブーメランでは…

企業ポスターのコンペなのに、最も自分に映える和服姿で颯爽と現れる
お富士の抜け目なさには感心。
しかも、自分を好きそうな社長に金を借りるべく会う時は、
地味なズボン姿だったのを私は見逃さなかった。

あややは最後のワンピース素敵でした。
硬そうなくせ毛に萌え(古)
御託を並べるだけで行動しない船越を見て、これ富士子は社長と
結婚するのがベストやん…と判断した私に、
あややの本当に好きな男を追いかけろという恋愛論は
全く刺さらなかったけど、お富士弟な川口浩と親類になる訳には
いかないのでそりゃそうなる。

「お父様だけが悲劇の人ね」若さって残酷。
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