ちいさな泥棒

悪を呼ぶ少年のちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

悪を呼ぶ少年(1972年製作の映画)
3.3
加虐的な兄と大人しい弟の双子。序盤で色々わかってしまうけど逆にどう見せるのか中盤から急速におもしろくなる子供が怖い系。無垢だからこその狂気。まさかのput in the 樽は発想がエグすぎて絶句…動機はなに?あまりにも短期間で惨劇が起こりすぎて少年の今後もそうだけど家族のメンタルが心配。

双子が実際の双子で見分けがつかないくらいそっくりなんだけど、見てるうちに兄役は少しシュッとしてて前歯が出てて鼻のほくろの位置がこうこうこうで、弟役の子は少し丸くなって愛らしい感じだなって気づいてから見分けつくようになった。あとほくろ(どんだけw)

体の弱いお母さん役の方がとても美人でした…風に揺れるネグリジェ姿で高いところに立つ姿が女神みたいだった。起きあがれたママンの姿が少年もうれしくて、庭にあるバラを摘んで本に挟んでプレゼントするシーンがすごくよかった。こういう粋なことが子供の頃からできるなんてステキ♪日本人男性もこういうのサラッとできるようになったらいいのにね♪