あんず

俺たちに明日はないのあんずのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
3.6
題名も内容も何となく知ってはいたが、実際に観てみると思っていたのとかなり違った。クライドが女性が苦手という設定にも驚き(後から調べると、実際にもそうだったよう)。

1930年代の大恐慌を知っていれば、腑に落ちるのかもしれないけれど、そうではないから、色々不思議だった。強盗や殺人をしていても助けてくれる人もいて、いつもお洒落でどこか余裕がある。親も自首させようとはしない。シリアスなシーンに不釣り合いな陽気な音楽も印象的だった。

ラストシーンの場所は大手銀行だとなぜかまた思い込んでいたので、かなり違っていてまたビックリ。
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