このレビューはネタバレを含みます
TOHOシネマズのイベントに参加した。『俺たちに明日はない』を観て、それから町山智浩によるアメリカン・ニューシネマの講演を聴いた。
『俺たちに明日はない』は1967年の映画で、ヘイズコードが撤廃され、レイティングコードが導入されるまでの約2年間の間に上映された稀有な作品だ。
発砲シーンが多かった。ボニーが銃を使う練習をするシーン、銀行から追い出された家をバンバン打って壊すシーン、強盗に入ったシーン、警察に家を奇襲されるシーンと、銃声にビビりまくりました。
特に、最後2人(クライドとボニー)が殺されるシーンが凄まじかった。モスの父さんが警察とグルになり2人をおびき出し、ハチの巣になるまで銃弾を浴びせられた。ゴッドファーザーでソニーがめちゃくちゃに撃たれて殺されるシーンを思い出した。このシーンも衝撃的だった。
講演の中では『俺たちに明日はない』が出来る前後で映画の作り方がどう変わったのか、この映画に影響を与えた様々な映画などが知れた。一番面白かったのはこの映画をメディアがどのように取り扱ったのか、という話で、良い教訓が得られました笑
兄(バック)が自信ありげに2度もかましてくれた酪農家のお母さんの話は映画の中ではなかなかウケてたけど、僕はよくわからなかった。周りの観客の人達もキョトンとしてた。あれはなんだったんだろう笑