NAOYA

プレデターのNAOYAのレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
5.0
ダッチが率いる特殊部隊はゲリラ部隊によって捕獲された政府の要人を救出するため、ジャングルに降下し任務を開始する。ゲリラを全滅させるものの、この任務は機密資料を手に入れるため嘘の内容だったことが明らかになる。呆れながらもダッチらは脱出ポイントへ向かい始めるが、彼らの動向はサーモグラフィーを使う未知の異星人から監視されていた…


「ザ・プレデター」に向けて復習①

大大好きな「プレデター」
自分の映画人生に影響を与えた作品の1つ!
中でもこの1作目は最高!
自分の生まれる前の作品ですが素晴らしい作品です!!


主人公のダッチにはシュワちゃん。
この頃のシュワちゃんは本当にカッコいい!
他の作品では無敵の強さを誇るシュワちゃんが今作では追いつめられる、追いつめられる。だからこそ面白い!
主人公にシュワちゃんをキャスティングしたのが本当に素晴らしい!

そして、プレデター。
光学迷彩で身を隠しリスト・ブレード、ショルダー・プラズマキャノンで人間を狩る。
光学迷彩とジャングルの相性が良過ぎる。

このプレデターが敵ながらカッコイイ。
個人的な意見ですが、プレデターは敵ですが悪ではないんですよ!正直、敵というのも気がひける(笑)
人間からしたら恐ろしい相手であることは間違いないですが…。
まぁ、要するに自分はプレデター好きなんです!

シュワちゃん率いるチームのメンバーも全員個性豊かですが、見事にあっさりとプレデターに倒されていきます…。


ストーリーや展開も素晴らしい!

人間ドラマ⁉︎そんなの知るか!というように、人間とプレデターの戦いのみに重点を置いています。
これが、まずアクション好きにはたまりません!

テンポ良くストーリーも進み、ダレるシーンが全く無い。ハラハラ感も丁度良い。

そして、話が進むに連れてプレデターの正体や習性が徐々に明らかにになっていきます。
また、序盤でゲリラ相手に圧倒的な強さを見せつけたシュワちゃん達がプレデター相手にどんどん追いつめられていくのが、プレデターの強さをより一層感じさせてくれます。


また、今作は名言が多い!
「いたぞー、いたぞぉぉおーーーー!」
「なんと、醜い顔なんだ…」
「血が出るなら、殺せるはずだ」
などなど。
個人的には「血が出るなら…」のセリフが好きです。


そして、終盤の展開が本当に最高!!
ここからネタバレになります。











1人残ったシュワちゃん。
対決にむけて罠を張り、弓矢など手作りの武器を作り、全身に泥を塗る。
こういう対決に向けた戦闘準備シーン、好きなんです。

そして、「オォーーーー!!」と雄叫びをあげてプレデターを呼ぶ。
このシーンでテンション爆上がりですよ!!

ついに始まるプレデターvsシュワちゃんのタイマン対決!
泥作戦でプレデターを追い詰めていくシュワちゃん。
しかし、泥が取れると一気にピンチに…。

ここからのシーンも名シーン!
‘‘ここまで追い詰めたご褒美だ’’と言わんばかりに、リスト・ブレードを収め、ショルダー・プラズマキャノンも捨て、仮面を外し素顔を見せ、肉弾戦を選ぶプレデター。
最高かよ…!!

肉弾戦と言ってもプレデターの方が強くて一方的。
シュワちゃんのパンチが効かず、一方的に追い詰められるシュワちゃんは珍しい。

しかし、ここで対決前の罠が活きてくる展開は熱い。しかも、二重の罠だったとは!

本当に追い詰められたプレデターは最終兵器の自爆装置を発動!
それでも生き残ったシュワちゃんはやはり最強ですね。

ラストはあっさり過ぎな気もしますが、あの疲れきったシュワちゃんの表情がどれだけの激闘だったかを物語っています。


今回久しぶりに観ましたが、やはり面白かった。最高!
長いレビューになりましたが大好きな作品です!!
NAOYA

NAOYA