ガブXスカイウォーカー

ピラニア リターンズのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)
3.6
『ピラニア3D』(2010年)の続編。舞台を前作のヴィクトリア湖からアリゾナ州のクロス湖やプールに移し、ギャグと女の子たちの裸は増えている。
若者たちは酒を飲み、マリファナを吸い、イチャイチャしまくり、そしてピラニアに襲われるお約束のパターンを繰り返す。湖で遊んでいた女の子のあそこに入ったピラニアがセックス中にカレシのチ◯ポに噛みつくシーンは、ここまでやるかと言うくらいにおバカで感心させられる。

またデヴィッド・ハッセルホフが本人役で出演しており、自意識過剰でスケベで頼りないと言う、主演作『ベイウオッチ』と正反対のパロディはおかしい。よく引き受けたものだ。

だが、前作に比べて明らかにVFXやスプラッター度などはスケールダウンしており少し物足りない。しかし、相変わらず頭を空っぽにして楽しめることは評価したい。今作は暇な時の鑑賞にはピッタリの動物パニックコメディと言えよう。


日本語吹き替え版は、前作はあんなに豪華だったのに、今回は無名の声優ばかりだ。唯一、クリストファー・ロイドを穂積隆信が続投したのは嬉しい。