彦次郎

A.I.の彦次郎のレビュー・感想・評価

A.I.(2001年製作の映画)
3.4
巨匠キューブリック原案によるSFドラマ。
ロボットが作られた近未来、子どもの代替えロボットが母親の愛情を求めて壮大な旅に出るキノピオをモチーフにした話。
手塚治虫の漫画にありそうな展開です。
人間の身勝手さで廃棄されたり見世物にされるロボット達が無残。破壊を楽しむ人間達の醜悪さは人間の持つ差別意識が根源にあるかと思います。
母親を想う気持ちは純粋かつ普遍的であることを悟らせてくれました。
ジュード・ロウ演じる女性用ロボットの哀愁さが印象的でした。
彦次郎

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