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真夜中の虹のoliveのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.6
短めの物ってことで選んだ。始めはなんだかよくわからない感じで進んでいく、暗いんだけどなんと言ったらいいのか私にはとぼけたおかしさがあってなんかどこかで笑える展開になるのではないかとか思ってたけど事態は悪い方へ悪い方へ際限なく転がっていく。
泊まる当てもない失業者の彼を一目で好きになって何もかも失ってもこの男についていこうとする女。それがまた悲壮感がなくなんかどこかおかしい。
子役の子が抜群に可愛くてこの子を見たことだけでこの映画観てよかったと思うほどだった。
失業、貧困、笑い事じゃない悲劇を生むんだ、35年も前の作品だけど底に流れてるものは変わってないなと思う。
白みかけた空の中大きな船を目指す小さな船の三人に虹の彼方の音楽がハマり過ぎ。
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