おん

ワールド・オブ・ライズのおんのレビュー・感想・評価

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)
3.3
演技派ディカプリオへの変遷

中東を拠点とし活躍するCIAフェリス(レオナルドディカプリオ)と一歩離れたアメリカからコントロールする彼の上司エド(ラッセルクロウ)。
国際テロ組織を潰すためにヨルダンの地でそれぞれの思惑が巡る。


・感想
何というか豪華なキャストとスタッフだけど意外と普通の映画だと感じました。

絵的にもストーリー的にも特に珍しくなく、キャストが魅力的じゃなかったら正直見ていなかったかな。

ラッセルクロウの嫌な奴っぷりは割と似合っていて個人的には悪くない。

大好きな俳優の一人ディカプリオ主演作品。2008年作品ということですが、この時にはタイタニックの王子様の雰囲気はだいぶ消えてきて今作は髭を生やしてワイルドなCIA役。
2006年のブラッドダイヤモンドあたりからいろんな役をこなす演技派への変遷を感じてましたがこっちはこっちでいいですよね。
個人的には少し汚れた世界で才能を見せる役が本当に似合っていると思って、タイタニックよりはブラッドダイヤモンド、ディパーテッド、ウルフオブーあたりの方が好き。

本作の感想としては決して面白くないわけではないんだけど、特に強く印象に残るシーンがなくすぐ忘れてしまいそうという感じでした。
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