フロム ダスク ティル ドーンを観て初めて知ったグラインドハウスという文化。グラインドハウスがあまりにも良い思い出過ぎて、丸ごとその雰囲気を映画にしました、という劇中劇のような作品です。
最初のマチェーテ。ダニー・トレホさんが大暴れしてる映画のCMも映画の一部。ん、なんかトロピックサンダーでもそんなのあった気がする。こういうの、好きです。その後本当にマチェーテ撮ったんですね。
本編そのものも、途中「ぎゃぁ！」と叫んでもうたくらい気持ち悪いシーンがあって、大概ゾンビも見慣れてるものの、それを上回る描写もあった。大御所使って好き放題楽しんでる感じ、ここまでくると好きなことを仕事にできるんだなと羨ましくなる。タランティーノ氏も好き放題でした。気持ち悪かったー。
フィルムの古めかしさや、途中焼けたりする演出、色調がうまく調整できない感じなど、気がつけば自分が違う場所で見ているような気持ちになれるし、途中でフィルム喪失して、何があったかわからんような場面転換しちゃうのが楽しい。
美女揃いだし、コブラか！と言いたくなるようなガジェットも良い。（ってか、主にこれがやりたかったんですよね？）
コンセプトがはっきりしているので、そういうものとして丸ごと楽しめました。
それから、久々のマイケル・ビーンでした♡
