2022年3月26日
『黒いオルフェ』 1959年フランス制作
監督、マルセル・カミュ。
ブラジル。リオデジャネイロ。
カーニバル前日。
オルフェ(ブレノ・メロ)は市電の運転手。
歌とギターの名手である。
恋人ミラの要望で、役所に婚姻の手続きに行く。
オルフェの隣の家にはセラフィナが住み、セラフィナの
従妹のユーリディスが田舎から訪ねてきた。
オルフェとユーリディスは恋に落ちる。
ギリシャ神話のオルペウスとエウリュディケの物語が元
になっていて、話の舞台をブラジルに移したもの。
出演者たちは皆演技が未経験で、フランスの監督の自宅で
何カ月もリハーサルを行ったとある。
映画の中のリオのカーニバルは本当のものではなく、
エキストラが演じたものだとのこと。
賑やかだ。
映画はカーニバルの前日という設定からか、冒頭から
ワサワサしていて、落ち着かない。
何かと言うと踊っている印象。
ミュージカル映画だと思っていた。
この映画の曲、「オルフェの歌」という曲が懐かしく、
久々に聴いた。
本当にいい曲(^^♪ 甘く切ないメロディー。