やし

ROOKIES -卒業-のやしのレビュー・感想・評価

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)
3.2
映画版を鑑賞するにあたって、前フリとなるドラマ版観てから…と思ったものの第二話で早くも挫折。。

つまらんかったわけじゃないんだけど、普段ドラマ観ないもんだから、まだまだ先の長い道程に耐えられなかった。


で、ドラマ版すっとばしての劇場版鑑賞。


…熱い。

ドラマはともかく原作はリアルで読んでいたから知ってはいるけど、川藤も川藤菌にかかった奴らも、熱いなぁ。


…でも、好きな原作の映画化だから厳しめでみてしまうのもしれないけど、いくつか気になった。以下。

・敵チームの影の薄さ
(敵チームに照準が当たらなすぎて自チームの独りよがり感がスゴかった。どーせ敵チーム負けるんだろーなと)

・味方チームの時間の使い方
(試合中も自チーム以外、時が止まったかのよーな展開多数あり。あれか?ヒーローの変身タイムみたいなもんか?)

・味方チームの都合良過ぎな展開
(努力は分かるが、高校までほぼ野球未経験の奴らだよ?安仁屋や新庄は分かるけど、他のメンバーも敵チームエースの決め球をそんな急に打てるようになる?原作でもその辺は気になってた)

ちょいと…う〜んな感じ。
"キセキ"言われてもなぁ。


ただ、なんだかんだ言うてますけど、
試合後の"あのシーン"は泣かせられたんですよ。(どないやねん)
だから結果、
「ニコガクサイコー」にはなったけど、自分的にもよく分からん作品になった。



2018年、スマッシュヒットした80年代名作不良漫画を原作としたドラマ『今日から俺は』のこともあるし、
同じく名作『ろくでなしBLUES』ももっかい実写化させて知名度上がるといいなぁ。
やし

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