Yukiko

私の中のあなたのYukikoのレビュー・感想・評価

私の中のあなた(2009年製作の映画)
4.4
2018年8月4日
『私の中のあなた』 2009年製作
監督、ニック・カサヴェテス。
他に『きみに読む物語』『ジョンQ最後の決断』の監督
作品もある。

ケイトは2歳のとき、白血病を発病する。
家族が白血球の血液型が適合せず、両親はケイトの為に、
遺伝子操作を行なったデザイナーベビーとして妹アナを生む。
アナは生まれながらにしてケイトの為に臍帯血移植を行ない、
その後もたびたび輸血や骨髄移植を行う。
そして、両親はケイトの為に、13歳のアナに片方の腎臓
提供を求める。
ところがアナは提供を拒み、弁護士を雇う。


ジョディ・ピコーの小説を原作とした映画。
ところが、小説ではラストがまるで逆らしい。
その終わり方に驚く。
原作よりも、映画の終わり方の方が納得がいく。

母サラ(キャメロン・ディアス)の愛は強い。
周囲がどう思うとも、わが子を愛する気持ちは
誰よりも増して強烈。
しかし、3人の中の一人だけ強く愛しても、残る二人は
寂しく悲しいよね。
兄ジェシーの寂しい気持ちの場面はありましたが、妹
アナはとても良い子過ぎる。
それだけ姉が大好きだったってことかしら?

キャメロン・ディアスさんは熱演!
子供3人も演技がうまい!!

弁護士キャンベル(アレック・ボールドウィン)が癲癇の
持病がありながら、車の運転をする場面がラストにあり、
アメリカは現役の癲癇患者も車の運転を行って良いことに
驚きます。
まさかの痙攣発作時に車の運転をしていたら、患者本人も
周囲の車の運転をしている人も歩行者も周囲の建物も
事故に巻き込んでしまうじゃないですか。
本当にアメリカでは運転が可能なの!?
Yukiko

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