マッドマックス三作目ですね。
荒野を行くマックスがバータータウンと呼ばれる街へ辿り付き、サンダードームという闘技場で戦っちゃったりする、それまでの作品のイメージとは少し離れた内容。
クライマックスは前作と同じようなものなんですが、作品全体的に何だかパワーダウンしてしまっている印象。
バータータウンの世界感とかは好きなんですけどね。
ティナ・ターナーも意外と存在感ある女ボスを楽しそうに演じておられますし。
やはり、インターセプターが前作で破壊されてしまったのが哀しいですね。マックスには車が似合うと思うんです。
バータータウンに実はチューンナップされたマシンがあった・・・とかだったら、もっと燃えたと思うんですけどねえ。
まったく面白くない映画ではないのですが、これまでのシリーズとついつい比べてしまうと、どうしてもワンランク落ちる出来だと言わざるおえないです。
以下、追記です。
何だかレビュアーの皆さんも本作はマッドマックスの世界でもナシの方向で・・・ってぐらいに毛嫌いされていますね(汗)。
確かにシリーズの中では駄作ですが、よくよく考えれば、ここでハリウッド資本がはいったおかげで、ジョージ・ミラーも本格的なハリウッドとのパイプが築けたのかもしれません。
そうするとですね、「怒りのデスロード」における潤沢な予算は、元をただせば「サンダードーム」のおかげって事にもなるかもしれません。
そうじゃないかもしれないので適当な事書いているだけなんですが、ふと思ったもので・・・(苦笑)。
テレビ放送、セルブルーレイにて