danyboy

肉体の野獣のdanyboyのレビュー・感想・評価

肉体の野獣(1960年製作の映画)
3.0
「女なんて獣じゃないか!それなら俺は野獣となって、世の中の女共に復讐してやる!」

青年医者のヨシヒコ(川喜多雄二)はクラブのマダムルリ子(三原葉子)を純粋に愛していた。
だがルリ子はバーテンのヤクザに乗り換え、ヨシヒコが叩きのめされるのを横目に去ってしまう。
深く傷つき女性全体に復讐を誓うヨシヒコ。
彼を慕う看護師をレイプした他、手当たり次第に周囲の女性を弄び、やがて院長の娘と結婚する。

強姦犯がいとも簡単に甘い言葉で女性たちを落としていくのが退屈で、途中で見るのを止めかけた。
しかし
案外最後まで見て良かったのは、納得できるオチがついていることと、
冷酷な悪人を極めていく
川喜多雄二の演技でしょう。
danyboy

danyboy