久々の再鑑賞。
是枝監督の『誰も知らない』を見た時に当時衝撃をうけて、過去作を見たくなりレンタルで見た記憶。
『ワンダフルライフ』も『誰も知らない』も、とっても自然な会話や映像の連続だけど、見終わった後の印象が全然違う。
盛り上がるような山場もないですが、なんだか温かい不思議な映画。
天国に行くまでの7日間の通過ポイント。
亡くなった方の大切な思い出を丁寧に聞き出して、映像化して送り出す。
今見直すと、大物俳優があんな人もこんな人も出てたのか～と驚いた👀
主演の井浦新はまだARATAだった頃。
この人を認識したのは、これがお初でした。
まだ華奢で綺麗系なお顔立が、この映画の神秘的なイメージにマッチしてます。
この映画を見ると、誰もが自分なら何の思い出を一つ選ぼうかと考えるのではないでしょうか。
私も思い巡らせながら見ていましたが、
人間辛かったことの方が記憶に残りやすいのか、天国に持っていきたい素敵な思い出って、意外と思い当たらない自分がちょっと切なくもなりました😂
是枝監督はメッセージを観客に投げかけて、考えさせる映画で世界的に有名な監督になったけど、こういう分かりやすくて静かに染み込んでくる映画が、私は好きだなぁ😌
