どーもキューブ

コララインとボタンの魔女のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

 ヘンリーセリックのコラライン 



 2011年4月27日 17時56分レビュー。

 

原作ニールゲイマン。製作、脚本、監督ヘンリーセリック。

劇場で実は見たかった作品、3D仕様。

「ナイトビホォークリスマス」で、一応ティムバートン一家からジャンプして独立。
ヘンリーとバートンとは大学の同窓生。

コララインのヒロインらしからぬ個性顔、女性ヒロイン、普通な表情。
人形アニメーションのメイキング映像テレビ鑑賞。 

昔ながらのストップアニメーションを今でも製作するその心意気。

セリック監督お気に入り作品は、
古くハリーハウゼン先生の「シンドバッド七回目の航海」だそうです。




あー、やっぱり劇場でみたかった。2010年鑑賞で一番手のこんだ技術力、緻密なカワユイ動き、複雑、ユニークな動き。

とにかく見ているだけで「楽しい」映像を楽しむ、面白さにつきます!

ディテールを楽しむ。表情、動き、自然、舞台、キャラクターの楽しさ!
映像を楽しむ原初的なイメージ、コラライン少女の不思議世界ハッケンてな感じ。

シモ、グロ一切皆無。一瞬一瞬が楽しさにあふれていますよ、必見!

キャラの楽しい描写、
コララインの時にしゃくれ、時に笑顔、時に明るい、コラライン。 

髪は何だか硬い髪質、ペッタリ気味、ブルーダヨ。

コララインの私が選ぶベスト衣装は、星のシャツに決定、かわいいぞ!

物語は、子供の異世界突入物語。

本作以外も2010年作品でいくつかみた感じ、「ラブリーボーン」「アリスインワンダーランド」「かいじゅうたちのいるところ」複数見ました。

が、一番個性的でオリジナリティに満ちあふれた素晴らしさを放っていました!

まさにヘンリー監督の「オズの魔法使い」

少ないキャラクターで、ある日異世界に突入する、少女コラライン。


そこにはなんとコララインがびっくりな魔法のボタン世界が広がる!
さてさて、結末は?

お子様から大人のお友達まで楽しめる、少し怖くて、可愛い世界観!

何よりヒロインらしくない等身大の普通な百面相、コラライン必見です!

勿論ハリーハウゼンの頃のようにカクカクしていません、動きも滑らか!

DVDで何度もチャプターで見直したい衝動にかられちゃいました!

イヤーこれは、撮るの大変ですよ!
 

コララインの顔だけで二十万種類のお面を付け替えたそうです!

二十万ですよっ!スゴッ!

そんな黒澤明の「乱」好きなヘンリーセリックが丹念に、優しく、楽しいコララインを動かした魔法のワールド!

是非ご家族揃ってお楽しみにください!
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