昔何回か見たはずだけど忘れてる事ばかりだった。通しで見たのなんて本当にいつぶりか。最高でした。
テレビで吹き替えが2バージョン上映されてた。昔から村井国夫版が親しまれてるようなのだが個人的には磯部勉版がなぜかインディて気がする。なぜだろう。心臓ボッコーン！など中々バイオレンス。少年期にトラウマになる子多数いそう。童心に帰るジェットコースター冒険活劇。
ショーティ君がめっちゃ相棒として頑張っててかわいい。完全に子供が楽しめるよう作ってるって感じなのに、同時にめっちゃグロいシーンや怖いシーンもあるのが最高。
あの洗脳された少年とショーティが戦った後に洗脳が解けて、すぐ少年が『あっち左に行くと外に出れるよう！』て言うと笑って『ありがとう！』て返すところでおじさん不意に泣きそうになった。笑
そんなすぐさ、さっきまで殺し合いしてた奴を許せる？おまえ、いいやつだな、、
頭っからショーガール達による景気のいいダンスシーンで始まり、シームレスにインディジョーンズの頭が切れて肝が据わった格好いい（かつ少しドジな笑）活躍になだれ込む取引シーンの流れでもう心掴まれる。
今見返すと、ヒロインの女性キャラがちょっとイライラさせる前時代的端役としての女性像をあてがわれてる感があったり（よく考えると単なるショーガールの彼女からしたらとんでもない巻き込まれ事故なのもご愛嬌…！）インディがラストにムチで引き寄せるシーンなんかは笑っちゃったりする位『おいっ！』て思うんだけど、それもまたなんとも言えない味わい。描こうとしてる世界観自体が本当に善良で、インディ自体プレイボーイ気取ってるけど抜けてる所もあって時代の代表面をしてないのが抜け目ない。
マジもんを使った虫の洞窟とかはもう本当叫びそうになったし、山ほど人が落ちる吊り橋のシーンはまた巻き戻しちゃったな。何度も楽しすぎて笑ってしまった愛すべき映画。
