なんて美しい!! あらゆるエンターテイメントの原点じゃないだろうか。
ミュージカルもコメディもロマンスも、神秘的な遺跡の探検と一緒くたに、スリリングに描かれる。大雑把ながら全てがひとつながりになっていて、決して飽きさせないという気概を感じる。細かい台詞の遊びもあるけど、本筋のストーリーは映像だけで語り続けてくれるのがスピルバーグの親切さかもなあ。
光る石を手に取って、インディの顔が黄金に煌めくシーンの高揚感よ! 宝を手に取った瞬間に、物語が更に危ない方向へ舵を切っていく予感がする。このくらい単純明快な映画を、またどデカいスクリーンで観たいなあ。