ものすごく良い映画というわけでもないけど、終始号泣する作品ではあった。アスペの主人公、それを理解し愛してる家族、9.11の悲劇...揃ってて泣かないわけがない。
主人公が周囲の人々を深く愛してたことも、周囲の人々がそんな主人公を理解して愛していたことも、映画を通してずっと伝わってくるけど、それがいかばかりかっていうのが本当に分かるのは終盤になってからなんですよね、、。映画の構成として割と好きなタイプかな。
アスペの主人公役のトーマス・ホーンの怪演も素晴らしいけど、個人的には間借り人のマックス・フォン・シドーがチャーミングで大好きだった。どこかで観たことあるなって思ったら「潜水服は蝶の夢を見るか」のパパ役だったんですね。素敵なおじいちゃまだ。
