ずっと気になっていたけど観れていなかった作品。
実話を基にしたオカルトホラーでありながら、作中の半分くらいが法廷のシーン。
神父が語るエミリーの回想を交えながら、裁判で“悪魔払い”の実態が明らかになっていく様子はかなり見応えがあった。
実際に自分が裁判員であったら、と思うと...
次々飛び出す証言に揺れ動いていただろうな。
だからこそ裁判官の判決には妙に納得してしまった。
ジャンルとしては《ホラー》なのでショッキングなシーンも多々あるけれど、事実に基づいて丁寧に作り込まれた《法廷ドラマ》でもあるので、新しいホラーとして一度観る価値はあるかと。
2020-016