このレビューはネタバレを含みます
公開時、一世を風靡した作品。
三年の時を経て、やっと鑑賞。
普段恋愛ものを殆ど観ないことと
過去の恋愛を思い出して苦しくなる人が
続出していたのを知っていたから(笑)
ひとりで観る勇気が出ず、
珍しく人を誘って観てみた。
撮影地含め、色々懐かしくて、
恋愛要素以外にも共感する点が多々あった。
麦くんと絹ちゃんは
物凄く運命的な出会いをして
沢山の共通点があったけれど
それ以上に、今まで生きてきた道が
違いすぎてる感じがした。
地方出身と東京出身、親の職業とか、
分かりやすく生活に対する危機感に差があって。
きっとこれが世間一般の別れる理由であげられる
"価値観の違い"なんだろうな。。
付き合うまで、付き合った当初、
すれ違っていく関係、
ちょっとした言い合いも全部リアルで
観た人が自分の恋愛を振り返った時に
デジャブの様に思えるシーンがあるのは
シンプルにすごいと思った。
好きかどうかは置いておいて
観られてよかったな、と。
あと、意外と冷静に観ることができて
ちゃんと歳を取っていることを実感した(笑)