arataki

花束みたいな恋をしたのaratakiのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

公開時、一世を風靡した作品。
三年の時を経て、やっと鑑賞。

普段恋愛ものを殆ど観ないことと
過去の恋愛を思い出して苦しくなる人が
続出していたのを知っていたから(笑)
ひとりで観る勇気が出ず、
珍しく人を誘って観てみた。

撮影地含め、色々懐かしくて、
恋愛要素以外にも共感する点が多々あった。

麦くんと絹ちゃんは
物凄く運命的な出会いをして
沢山の共通点があったけれど
それ以上に、今まで生きてきた道が
違いすぎてる感じがした。
地方出身と東京出身、親の職業とか、
分かりやすく生活に対する危機感に差があって。

きっとこれが世間一般の別れる理由であげられる
"価値観の違い"なんだろうな。。

付き合うまで、付き合った当初、
すれ違っていく関係、
ちょっとした言い合いも全部リアルで
観た人が自分の恋愛を振り返った時に
デジャブの様に思えるシーンがあるのは
シンプルにすごいと思った。

好きかどうかは置いておいて
観られてよかったな、と。
あと、意外と冷静に観ることができて
ちゃんと歳を取っていることを実感した(笑)
arataki

arataki