スターウオーズに影響を与えた、ていう文脈なしには見ることができないくらい
頭をよぎる瞬間が続くエンターテイメント作品。
アクションの派手さには時代を感じますが、面白さは普遍だと思いました。
関所を超えて画面が横スクロールになる時の開放感と世界の拡がりにはハッとさせられるし、火を囲んで踊る祝祭でのスケール大きな絵作りには今見ても気分が上がります。
主要登場人物は4人だけれど、
本当に馬鹿なダメな二人組が結果的に国を救って元にいる場所に帰る、でも少しだけ成長しているってだけの単純なお話構造に
時代が巡っても映画の本質は変わらないのだなあと実感。
隠し砦のビジュアルには"猿の惑星"を感じたし、ニューシネマ時代の西部劇を新たに作り上げていく監督に力を与ええるような魅力を持った作品と思いました。