芽

ショーシャンクの空にの芽のネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「名作」だと言われるこの作品を、ずっと後回しにし続けようやく本日初視聴。
結論から言うと、最高だった。

ボロボロ泣く感動系ではなく胸がジーンと熱くなりその余韻に浸れるじんわり系で、
常に「hope」(希望)を胸に抱き続けたアンディーは、自身の持つスペックで狭く苦しい刑務所の中でのし上がり、「自由」を手にする姿を見て、希望を持ち続ける、諦めず少しずつ懸命に生きていれば、きっと自分にとっていい事が必ずあると教えてくれた映画であった。

友が酷く落ち込んでいても皆で励まし合い支える事で人は更に強くなっていく。
人間は1人では生きていけない、孤独を感じるととても寂しく怖いとさえ感じてしまう生き物。人と人との関わりがどれほど大切なものなのかということも教えてくれた。

細かな伏線から明らかな伏線まで、様々なものを最後にどんどん回収してくれていたのも良かった。

「必死に生きるか、必死に死ぬか」
レッドが「必死に生きる」を選択したように、私もこの世の中を必死に生きてみようと思う。

2024.27
芽