おなべ

ショーシャンクの空にのおなべのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.0
“午前十時の映画祭”

もう少し重い作品だと構えてたけど、全くそんな事はなく、生きる希望を見出せる素晴らしい作品。2時間越えでも終始引き込まれ、全然長く感じなかった。










【以下ネタバレ含む】










無実の罪で投獄され所長の不当で理不尽な仕打ちをされたにも拘らず、19年間も塀の中の地獄で耐え続け、壁に穴を掘ってようやくショーシャンクから脱出した際、両手を広げて雨を全身に浴びるシーンはそれまでの19年間の囚人生活を全て浄化するかの如く感じられて鳥肌が立ちました。伏線を全て回収するかのように面白いくらいアンディーの計画がうまくいく終盤の脱獄からレッドに再会するシーンまではこの上なくスッキリ。

脚本を手掛けた《フランク・ダラボン》氏は天才だ…。
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