無実の罪で刑務所送りになったアンディ。
その刑務所がまた問題だらけで血の気の多い刑務官、自分の利益のことしか考えない刑務所長、そして性的行為を強要するホモの受刑者達にこれでもかというぐらいの不遇な目に遭わされる。本当にここらへんは見ていて不憫になる。
見るんじゃなかったとなる。最悪の気分になる。
ただしそんな気分が終盤で全部吹き飛ばされる。張っていたことさえ気づかなかった伏線回収がすごい。不幸なアンディが一気に立場を逆転する。ここらへんのカタルシスはものすごい。
そしてずっとアンディを支えていたレッドとの感動のラストシーンへ。感動でもあるが爽やかさもある。ここまできたら序盤中盤の嫌なシーンも全部プラスに変わってる。
この映画は間違いなく傑作だ。しかしそれは最後まで見ないと分からない。これから見る方は序盤で見るのをやめようと思ってもぜひ最後まで見てほしい。素晴らしいどんでん返しが待っている。