だーすけ

ボーン・レガシーのだーすけのネタバレレビュー・内容・結末

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

ボーンシリーズが大好きで、ジェレミー・レナーも大好きだったので公開当時に喜び勇んで観に行ったが、拍子抜けするくらいつまらなかった。
でもまあ、シリーズとしては好きだから地上波とかでやってれば、それはまあやっぱり観ちゃうんだよね。
好きなシーンはあるので、それを確認するため、みたいな感じなのかねー。

監督は脚本家出身のトニー・ギルロイで、ここまでのボーンシリーズ全部の脚本を書いてきたし、アカデミー監督賞にノミネートされたこともあるのに、この体たらく。
この作品が理由かわからんが、ボーンシリーズとはここでお別れになる。
マジで脚本も演出も酷い。

ジェレミー・レナーはかっこよく撮られてるし、割と高度なスタントも自分でやってるらしくて流石。

ただ、ヒロイン役のレイチェル・ワイズの扱いが酷い。アカデミー助演女優賞まで獲った人をどうしたらこんなに魅力薄く撮れるかね?

エドワード・ノートンの無駄遣いも酷い。ただただ陰険な人が陰険なことを言ってるだけで終わってしまってる。何らかの決着を付けてやれよ。まさか監督はこの程度の出来で続編まで考えてた??

本家ボーンシリーズのあの人やこの人が出て来てくれたのは嬉しいよね。その辺が出て来てなかったらマジで怒られるだろうけど。

「プレデターズ」で日本人ヤクザ役をやってたルイ・オザワが出て来て後半では主人公達を追い詰める働きをするものの、レイチェルのへっぴり腰キックでダサい退場。

まじこの監督ダメだな。役者やキャラクターへの愛が無いのでは?
唯一の愛は、ジェイソン・ボーンと違ってアーロン・クロスには明るく平和な未来の予感を用意したことくらいかな?