瀬口航平

サクリファイスの瀬口航平のネタバレレビュー・内容・結末

サクリファイス(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

話そのものは、うまく入ってこなかった。基本的にどんなシーンでもゆったりとしたリズムだったから、テンポの変化によるストーリーの展開がうまく伝わらない。でもそこはあまり重視されてないのかな。

どんなシーンでもゆったりとした流れで進んでいくから、俳優自身の中の葛藤やくすぶりが凝縮して見えた。だからこそ、どんなシーンでも画がきまってたんだと思う。存在感がみんなある。象徴的で意味深いシーンにどこも見える。そういう意味ではわかりやすい?のかな。

引きで映すシーンが冒頭と最後のほうあったけど、どれだけ俳優が名演技してたとしても、あれだけ引かれると、ほんと人間ってちっぽけだなあ、と思った。

全体的にせりふに深みがあってきらいじゃない。すごく詩的。美的感覚はかなり好き。タルコフスキー他のも観てみよー
瀬口航平

瀬口航平