サクリファイスの作品情報・感想・評価

サクリファイス1986年製作の映画)

Offret/Sacrifice

上映日:1987年04月25日

製作国:

上映時間:149分

ジャンル:

4.0

『サクリファイス』に投稿された感想・評価

青乃雲

青乃雲の感想・評価

4.5

タルコフスキー最後の作品となったこの『サクリファイス』は、もしかすると彼の作品のなかで、最も彼らしくない作風という意味において、1つの終着点を表しているようにも思う。

彼らしくないというのは、「罪…

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KnI

KnIの感想・評価

2.0
ある程度のエンタメ要素はないと自分にとって映画は楽しめないのかという考えをほぼ決定づけたかも。
映画に対して必要とするベクトルが違う。

アンドレイタルコフスキー監督の遺作。
今作は信心深さと犠牲をテーマにした物語。
同監督の他作品に比べて宗教的な引用を多用しながらも一人の男を描いている。
ドストエフスキーの著書にも似ているテーマは興…

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蒙

蒙の感想・評価

-

卓越した仕事。
イントロのシーン。延々と会話を続ける長回しのシーンだが、人物は常に歩き続ける。顔も分からなかったオットーは気づけばカメラの真ん前で持論をぶっていて、声を失った息子はご機嫌。このカット…

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舞台俳優のアレクサンドルの誕生日、妻、娘、口のきけない息子、医師、郵便配達員などが集まり、祝ってくれる。
その晩、テレビが核戦争勃発を伝え放送が途切れてしまう。
絶望的な状況に追い込まれ、アレクサン…

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過去鑑賞 記録

柳田邦夫のサクリファイスを読んでいて
思い出した。 
Soju

Sojuの感想・評価

-
子供部屋のカーテン
ミサイルが通り過ぎる轟音
微かに降る雨
マリアと結ばれて定着する記憶
まず、言葉ありき
眠くなるのは映画が与える苦行であり、それを超え、奇跡を見せるように作られてるらしい🧐
セキ

セキの感想・評価

3.7

いつにも増して暗い。
炎上シーンは圧巻だが、そこに至るまではやはり耐えだった。
それまでのソビエト的女性像が少しなりを潜めたような感覚があった。
一つの家を舞台にしているからこそ画としての魅力はノス…

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mono

monoの感想・評価

3.8

いやむずい…
マリアと名無しの"子供"は何を意味するのか分からなかった。
最初のアンドレアの言葉がむちゃ刺さる。"最初に言葉ありき"だが自分の言葉ほど憎いものはないから。
(宗教に繋げて考えられない…

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