アンドレイ・タルコフスキー脚本監督によるスウェーデン映画。第39回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞。タルコフスキーの遺作。
映像の詩人、タルコフスキー。
美しい叙情的風景描写。
深い精神世…
タルコフスキー最後の作品となったこの『サクリファイス』(英題:The Sacrifice)は、もしかすると彼の作品のなかで最も彼らしくない作風という意味で1つの終着点を表しているようにも思えます。彼…
>>続きを読む当人は世界を救ったつもりでも周りからみたら精神異常者…という感じでけっこう悲壮。それでも、たとえ理解されなくてもやらなければやらないことをやるし、誰かが継承して木を植えなきゃならんのだというタルコフ…
>>続きを読む1カット目からフルスロットルに人を生きるをべらべらべらと語りまくるは言葉なき子供に相対す独白だった所から堪らなく良い。精神と物質、人はその進化に全く追いついていないという事に病む、そればかりのタルコ…
>>続きを読むとにかく言葉もでないが…
どこを切り取っても真理に向かっていく展開。登場人物の配置から性格まで。ストーリーとしての流れよりも果てしない葛藤(文明批判、宗教批判)の無限ノック。そりゃあ朽ちるよ…だか…
セカイ系をタルコフスキーがやったら……という映画。
「俺が見に行くと毎回負けるから、見に行かない」と言って、球場に行かない野球ファンみたいな話というか。
主人公が自らを犠牲にしたことで核戦争がなくな…