このレビューはネタバレを含みます
盲目で堅物な元軍人と真面目な青年との絆を描いたストーリー。
堅物にしてもあまりに酷い暴言の数々。
戦争を経験し過去にどれだけ高い階級だったとしても、あんな人間の末路は嫌だな。
盲目になって、終戦後に自分には何も残らなくなり自暴自棄になるのも分かるけど、最後まで全ての意味で勇者でいるのは難しいのかな？
同じ敷地内で姪が面倒見てくれて、子供の声が聞こえる生活なだけまだマシは人生だと思うけど。
盲目なのに車を猛スピードで運転したり、学校があるのに無理矢理旅に連れ出したり、仕舞いには拳銃自殺しようとしたり。お金も無いのに無理矢理連れ出され、残された少年はどうなるかと考えないのかと余計な事に思いを巡らせてしまった😂
親代わりとして校長に論破するところは良かったけど、作品がここまで評価される程の感動が正直無かった。
旅で女遊びをし、ダンスの腕前を疲労し、青年に人生経験をさせたのは良いのかもしれないけど、２人の絆を深めるエピソードが薄いし、もう少し人間味のあるところを見せて、もっと友情を感じたかった。
