ズカロヒウリュキ

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのズカロヒウリュキのレビュー・感想・評価

3.7
青年とアルパチーノ演じる盲目の退役軍人のロードムービーでとにかく粋でした、善とは何か、粋とは、人間に大切なものは何かを問うてくる作品でした。
人生をロードムービーに比喩してるのが深みを増してる。

自分はこの作品を通して粋ってこういう事だよな〜なんて思いました、高潔とも言うのでしょう。

タンゴを踊るシーンは美しかった。

盲人を演じるアルパチーノの怪演がとにかくカッコよかった、それがこの映画の主成分言っても過言では無いし、彼からはイタリアの香りがします。

期待値高めでしたが、自分は思ったより思ったよりですた、映画自体のリズムがもったり系で尻上がりな感じが少し胃もたれ気味になってしまった。